こんにちは!
映画を年間200作品以上視聴しながらSNSやブログを通じて映画の素晴らしさを発信している。サブカル系ブロガーのアメサイ(@amepsy529)です。
開放的になりたい夏とは打って変わって、秋の季節は物事を考えて整理したくなる季節。
今回はそんな秋にピッタリ映画をご紹介します。
それらの作品は、ほかの季節では味わうことのできない秋ならではの風景、そして秋だから感じられる《観終わった後の深い余韻》を楽しむことができます。
本記事が、本年のあなたの秋を彩る最高の二時間となるお手伝いとなれば幸いです。
それではいきます。
【洋画】映画の中から厳選したオススメ作品33選!
はじまりへの旅
ヒューマンドラマ
頑固な父親が成長していく子ども達を通して共に成長していく姿が描かれています。
《親がこれまで経験とともに培ってきた考えや理想を子供に託す事》について考えさせられる作品です。
2016年公開作品
監督
マット・ロス
キャスト
ヴィゴ・モーテンセン/ ジョージ・マッケイ
サマンサ・アイラー/ アナリース・バッソ
ニコラス・ハミルトン/ シュリー・クルックス
チャーリー・ショットウェル
ヒア アフター
ヒューマンドラマSF
ほとんどの人は普段から《親しい人の死を考えて準備しておく》なんてことなんてしません。むしろそんなこと考えたくもないですよね。しかし、いつも死は突然にやってくるものです。そんな時にあなたはそのときに来る気持ちをどう消化しますか?
この作品を通して霊能者や宗教が必要とされる理由が少し理解できた気がしました。
2011年公開作品
監督
クリント・イーストウッド
キャスト
マット・デイモン
セシル・ドゥ・フランス
フランキー&ジョージ・マクラレン
ジェイ・モーア
マイ・インターン
ヒューマンドラマ
人生の先輩であるインターン(ロバートデニーロ)は”困難に直面する女社長”ジュールズ”に対し紳士的に接しています。年の功が若さに優るとはこのことで、きっと「私もこんな大人になりたい!」と思うはず。とてもハートフルな作品です。
2015年公開作品
監督
ナンシー・マイヤーズ
キャスト
ロバート・デ・ニーロ
アン・ハサウェイ
マリッジストーリー
ヒューマンドラマ
結婚生活を続けていくなかで夫婦間の気持ちにズレがでてきていませんか?そして小さな我慢が長年かけて蓄積され、悪いところばかり見えてしまいます。
「何で好きになったんだろう?」
「彼女の長所はなんだっけ?」
となる前に見てもらいたい。
夫婦の関係について、お互いがどれだけ大切な存在だったのかを思い出させてくれる作品です。
2019年公開作品
監督
ノア・バームバック
脚本
ノア・バームバック
キャスト
アダム・ドライヴァー /スカーレット・ヨハンソン
アラン・アルダ /ローラ・ダーン
レイ・リオッタ
グリーンブック
ノンフィクション
差別問題というシリアスな題材にもユーモアたっぷりで涙あり笑いありで描かれた素晴らしい作品です。
この作品の見どころは2つ。
①旅の道中での会話。一見強面のトニーですが実は純粋な性格という瞬間が度々見えます。
不良の白人と音楽家で金持ちの黒人という構図が人種の違いよりも育った環境の違いにスポットを当てていて、考え方の違う会話が大爆笑してしまうほどに面白くてその場にいて一緒に会話を楽しんでいるかのような愉快な気持ちになります。
②音楽家ドンシャーリーのツアーへ臨む覚悟。差別のキツイアメリカ南部のツアーで待ち受ける差別に毅然とした態度で立ち向かう姿に胸がいっぱいになります。
2018年公開作品
監督
ピーター・ファレリー
脚本
ニック・ヴァレロンガ
ブライアン・ヘインズ・カリー
ピーター・ファレリー
キャスト
ヴィゴ・モーテンセン
マハーシャラ・アリ
リンダ・カーデリーニ
クルエラ
ヒューマンドラマ
ファッション好きな女性にはたまらない映画で、「一度はこんな服着てみたい」があふれています。
パンクが流行った1970年代のロンドンで、反抗的で破壊的、かつ美しい。クルエラが身を包む《常識から外れた唯一無二のファッション》に注目です。
2021年公開作品
原作
ドディー・スミス『ダルメシアン 100と1ぴきの犬の物語』
監督
クレイグ・ガレスピー
キャスト
エマ・ストーン(柴咲コウ)/ エマ・トンプソン(塩田朋子)
ジョエル・フライ(野島裕史)/ ポール・ウォルター・ハウザー(かぬか光明)
ジョン・マクリー(花江夏樹)/ マーク・ストロング(広瀬彰勇)
ライ麦畑の反逆児/ひとりぼっちのサリンジャー
ヒューマンドラマ
天才の行動はいつの時代でも理解されないものです。
しかし《彼にとって小説がどういう存在なのか》に気づいたときに、彼のことを愛おしく感じて、理解してあげられるような気がします。
2017年公開作品
原作
ケネス・スラウェンスキー『サリンジャー 生涯91年の真実』
監督
ダニー・ストロング
キャスト
ニコラス・ホルト/ ゾーイ・ドゥイッチ
ケヴィン・スペイシー/ サラ・ポールソン
悪魔はいつもそこに
スリラー/ヒューマン
主人公の壮絶な運命に共感して泣けます。
主人公演じるトム・ホランドのファンとなるきっかけとなった作品です。
2020年公開作品
原作
ドナルド・レイ・ポロック『The Devil All the Time』
監督
アントニオ・カンポス
キャスト
トム・ホランド/ ビル・スカルスガルド
ライリー・キーオ/ ジェイソン・クラーク
ロバート・パティンソン
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
ファンタジー
ハリーポッターシリーズで一番面白いと感じた作品なのでオススメ。
序盤からグリンデルバルド(ジョニーデップ)の移送されるシーンに圧巻、一気に物語に引き込まれていきます。そして移送中に脱走したグリンデルバルドは悪を象徴するかのような【魔法】と【人間の弱みに付け込む】ことで世界に恐怖と混乱で陥れていきます。
2018年公開作品
原作
J・K・ローリング『幻の動物とその生息地』
監督
デヴィッド・イェーツ
キャスト
エディ・レッドメイン/ キャサリン・ウォーターストン
ダン・フォグラー/ アリソン・スドル
エズラ・ミラー/ ゾーイ・クラヴィッツ
カラム・ターナー/ クローディア・キム
ジュード・ロウ/ ジョニー・デップ
透明人間
スリラー/ホラー
《ぶっちぎりの恐怖感 》
序盤から重低音を効果的に使ってエイドリアンに対する恐怖心を植え付けてきます。
さらにエイドリアンのセシリアに対する仕打ちがやり過ぎで、どんな対策をしても”恐い”と感じる作品です。
2020年公開作品
原作
H・G・ウェルズ
監督
リー・ワネル
キャスト
エリザベス・モス(本名陽子)
オリヴァー・ジャクソン=コーエン(福田賢二)
オルディス・ホッジ(辻井健吾)
ストーム・リード(髙瀨友)
ハリエット・ダイアー(竹内夕己美)
マイケル・ドーマン(酒井敬幸)
プリデスティネーション
ミステリー
ラストでそれぞれの話が1つの線に繋がった時にで目が覚めるほどの衝撃を食らう作品。
2015年公開作品
原作
ロバート・A・ハインライン『輪廻の蛇』
監督
マイケル・スピエリッグ
ピーター・スピエリッグ
キャスト
イーサン・ホーク(井上倫宏)
サラ・スヌーク(斎賀みつき)
ノア・テイラー(佐々木睦)
ゴーン・ガール
ミステリー
ラストの展開に99%の人が「えっ?」となってしまう衝撃のミステリー作品。妻のことを知らない夫婦関係はマジでヤバい!
2014年公開作品
原作
ギリアン・フリン『ゴーン・ガール』
監督
デヴィッド・フィンチャー
キャスト
ベン・アフレック/ ロザムンド・パイク
ニール・パトリック・ハリス/ タイラー・ペリー
キャリー・クーン/ キム・ディケンズ
ゴールデン・リバー
サスペンスヒューマン
殺し屋のシスターズ兄弟は兄弟喧嘩もするし誰かれ構わず殺さない人情味がある。何事も感情のまま動く弟にはハラハラさせられっぱなしだけど、冷静に物事判断できる兄がいることの安心感。この作品には西部劇という枠組みのなかにヒューマンドラマがあります。弟役に「ジョーカー」のホアキン・フェニックス。
2018年公開作品
原作
パトリック・デウィット『シスターズ・ブラザーズ』
監督
ジャック・オーディアール
キャスト
ジョン・C・ライリー
ホアキン・フェニックス
ジェイク・ギレンホール
リズ・アーメッド
ロード・トゥ・パーディション
サスペンスヒューマン
復讐劇を描いた映画のようですが、これはサリヴァンと長男が絆を取り戻していく親子の物語です。旅をする中で長男が父親へ抱く気持ちが次第に変化していく様子に胸が打たれます。
2002年公開作品
原作
マックス・アラン・コリンズ
監督
サム・メンデス
キャスト
トム・ハンクス/ タイラー・ホークリン
ポール・ニューマン/ ジュード・ロウ
ダニエル・クレイグ
ブラックスキャンダル
ノンフィクション
ジョニーデップ演じる”ギャングのボス ”バルジャーが目を合わせたくない程恐すぎ。次第に身内まで手にかけていく姿に狂気を感じます。
2015年公開作品
原作
ディック・レイア&ジェラード・オニール
監督
スコット・クーパー
キャスト
ジョニー・デップ/ ジョエル・エドガートン/ ベネディクト・カンバーバッチ
ロリー・コクレイン/ ジェシー・プレモンス/ ケビン・ベーコン
ビューティフルマインド
ノンフィクション
何度もこの映画タイトルを見たことがあるのに、今まで観なかったことを後悔しました。
なぜ主人公ジョン・ナッシュは病気を抱えながらも天才と呼ばれるまでになったのか。ノーベル賞を受賞した際のスピーチを聞いた瞬間に腑に落ちました。「これが人生の本望だ」と今を生きるすべての人たちに共通するものを感じる作品。
2001年公開作品
原作
シルヴィア・ネイサー
監督
ロン・ハワード
キャスト
ラッセル・クロウ/ エド・ハリス/ ジェニファー・コネリー
ポール・ベタニー/ アダム・ゴールドバーグ/ ジャド・ハーシュ
それでも夜は明ける
ノンフィクション
この作品は1840年代のアメリカでは黒人は奴隷とみなされていた時代の話で、奴隷でなくても自由証明書を持っていなければ黒人というだけで奴隷として扱われてしまいます。
主人公は前日まで家族をもち音楽家として暮らしていたのに急に地獄へ突き落とされ、考えるヒマも与えられずにムチで打たれる恐怖。家族を残したまま時が過ぎていき、次第に怒りさえ忘れてしまう喪失感。観ているだけで洗脳されていく感覚を覚える映画。これは実話です。
奴隷制度について
まず奴隷の売買というのは1400年代からポルトガルがアフリカ人を拉致して奴隷として売った事が始まりで、利益が大きかった事から国家的事業として黒人奴隷の売買が本格的に行われるようになります。その後1500年代に入るとポルトガル、スペイン、イギリス、フランスの国家的事業として行われ、奴隷貿易が始まります。
奴隷制度とはイギリスがアメリカを植民地としていた時代に決めた法律で、自由証明書を持たない黒人を奴隷として売買する事ができ、所有物とできます。奴隷制度は奴隷貿易禁止法(1807年)や、奴隷制度廃止法(1833年)が実現するも、奴隷制を終わらせたくない側との反発がきっかけで勃発した南北戦争が終わる1865年まで約200年間続きました。
話は戻って1600年代、イギリス人はアメリカを植民地とし、開拓する為の方法として選択肢がありました。
1. 貧しい白人と契約して使用人として使う。→ お金が掛かるから×
2. アメリカの先住民族(ネイティブアメリカン)を奴隷として使う→ 抵抗するし、人口少ないから×
3. 黒人の奴隷商人から黒人を買う。国では一般的だし買ってしまえば死ぬまで使えるから○
黒人が人として見られないというのが一般的になっている事が分かります。この中に「自由の権利を得ていた黒人」が来たところで自由証明書を持っていなければ、奴隷とみなしてしまうのです。
2013年公開作品
原作
ソロモン・ノーサップ『Twelve Years a Slave』
監督
スティーヴ・マックイーン
キャスト
キウェテル・イジョフォー/ マイケル・ファスベンダー
ベネディクト・カンバーバッチ/ ポール・ダノ
ルピタ・ニョンゴ/ サラ・ポールソン/ ブラッド・ピット
ロスト・シティZ 失われた黄金都市
ノンフィクション
【人生は冒険であるということ】というメッセージ性と人間が足を踏み入れたことのない未開の地に神聖なものを感じる作品。
山もあれば谷もあり、勇気を持って踏み出せば新しい発見があります。新しい事を始めるには親しい人の理解も必要だし、周りの人間からは笑われるかもしれません。それでも信じて突き進む主人公に勇気がもらえます。
2018年公開作品
原作
デヴィッド・グラン『ロスト・シティZ 探検史上、最大の謎を追え』
監督
ジェームズ・グレイ
キャスト
チャーリー・ハナム /ロバート・パティンソン
シエナ・ミラー /トム・ホランド
私の中のあなた
ヒューマンドラマ
《愛してくれたから、愛で応える。究極の家族愛》
純粋な主人公アナの決断にかならず号泣する!
この作品に携わった人の人柄が想像できるほどに優しさで溢れている作品です。
2009年公開作品
原作
ジョディ・ピコー
監督
ニック・カサヴェテス
キャスト
キャメロン・ディアス /アレック・ボールドウィン
アビゲイル・ブレスリン /ソフィア・ヴァジリーヴァ
ジェイソン・パトリック /エヴァン・エリングソン
パピヨン
ノンフィクション
“パピヨン”と”ドガ”は金銭だけの関係だったはずが、徐々に友情が芽生えてきます。 ですがこの友情こそが結果的にパピヨンが長年流刑地から抜け出せずに苦しむ原因となります。 さいごに二人が下す決断に注目です。
原作
アンリ・シャリエール
監督
マイケル・ノアー
キャスト
チャーリー・ハナム/ ラミ・マレック
ローランド・ムーラー/ トミー・フラナガン
この茫漠たる荒野で
ヒューマンドラマ
この時代にはインディアン殺戮の背景があります。そのなか荒野で言葉の通じない孤児がひとり「何か」から身をひそめている。あらすじは単純ですが、深く考えさせられます。
ですが孤児に優しく接する主人公(トムハンクスに)には安心感があり、心揺さぶられる作品です。
2020年公開作品
原作
ポーレット・ジルズ『News of the World』
監督
ポール・グリーングラス
キャスト
トム・ハンクス
ヘレナ・ゼンゲル
マディソン郡の橋
ラブ・ロマンス
不倫の先駆けとなった映画と思っていたけど、世間一般の不倫とは違う素晴らしい作品です。
今後の人生を左右してしまうほどの決断に葛藤するフランチェスカの姿は共感して何度みても泣けます。そして不倫の関係を美しいできごとに変えてしまったシーンは傑作です。一度ご覧あれ。
1995年公開作品
原作
ロバート・ジェームズ・ウォラー
監督
クリント・イーストウッド
キャスト
クリント・イーストウッド/ メリル・ストリープ
アニー・コーレイ/ ヴィクター・スレザック
ジム・ヘイニー
インターステラー
SF
この先、この映画ほどに「無限の宇宙」を表現できる作品が現れるでしょうか?戻る事のできない神の領域に人間が踏み入り、家族の為に地球を救う。20本の映画を見るよりこの映画。未知の世界の表現力、映像美、恐ろしい程に孤独を感じてしまう「無の音」に圧倒されます。
2014年公開作品
監督
クリストファー・ノーラン
キャスト
マシュー・マコノヒー/ アン・ハサウェイ
ジェシカ・チャステイン/ マッケンジー・フォイ
エレン・バースティン/ マット・デイモン
マイケル・ケイン
her/世界でひとつの彼女
SFラブロマンス
何から何まで自分を理解してくれてユーモアのある感情をもった人工知能があるのなら、例え声だけであってもそれを望んでしまうのかもしれません。人間と人工知能の恋の行方に注目です。主人公はあの話題作”《ジョーカー》のジョーカー役”ホアキン・フェニックス。「本当に同じ人?」と気付かないほどの豊かな表情や演技には圧巻です。
2013年公開作品
監督
スパイク・ジョーンズ
キャスト
ホアキン・フェニックス/ エイミー・アダムス
ルーニー・マーラ/ オリヴィア・ワイルド
スカーレット・ヨハンソン
許されざる者
西部劇
クリント・イーストウッドが監督として実力を証明したアカデミー賞 作品賞受賞作品。
公開から30年近く経った今も色あせることのない作品です。きっと皆さんが想像している西部劇ではありません。”悪党をやっつけてカッコイイ”みたいなものではなく、主人公にカッコ悪さがあります。そして愛があり、ドラマがあります。「人間はカッコ悪い所も含めてカッコ良いんだ」と感じさせ、ハートを鷲づかみにされます。
1992年公開作品
監督
クリント・イーストウッド
キャスト
クリント・イーストウッド /ジーン・ハックマン
モーガン・フリーマン /リチャード・ハリス
わたしは、ダニエル・ブレイク
ヒューマンドラマ
今は国からの手当てがあてにはならない時代。私達の今後の生活はさらに困窮し、生きていく事が難しくなってきています。「今こそもっと人との繋がりを大事にして助けあって生きていくべきではないのか?」そんな事を考えさせられる作品です。
2016年公開作品
監督
ケン・ローチ
キャスト
デイヴ・ジョーンズ/ ヘイリー・スクワイアーズ
ディラン・マキアナン/ ブリアナ・シャン
運び屋
クライムサスペンスヒューマンドラマ
この作品は麻薬の運び屋をしているという事よりも、家族をないがしろにして80歳まで仕事一筋で過ごして来たという事に焦点が当たっています。仕事が原因で子供の行事に参加できなかったことはないでしょうか?歳を取ってから家族との距離を縮めようと思っても、いくらお金があろうと過去の時間や家族との思い出は取り戻せません。家族との過ごし方を考えさせられる映画です。
2018年公開作品
原作
サム・ドルニック
監督
クリント・イーストウッド
キャスト
クリント・イーストウッド/ ブラッドリー・クーパー
ローレンス・フィッシュバーン/ マイケル・ペーニャ
ダイアン・ウィースト/ アンディ・ガルシア
セカンドベスト/父を探す旅
ヒューマンドラマ
親からうけた暴力や嫌な記憶は大人になっても残っています。それが原因で自分も子供に同じことをしてしまうんじゃないかと不安になったりします。前に進むために過去のトラウマを克服したい。そんな気持ちを搔き立てる作品です。
1994年公開作品
監督
クリス・メンゲス
キャスト
ウィリアム・ハート/ クリス・クリアリー
キース・アレン/ ジョン・ハート
ダラス・バイヤーズクラブ
ノンフィクション
以前の面影もない程に減量し、命がけで主人公を演じるマシュー・マコノヒーに注目です!
2014年公開作品
監督
ジャン=マルク・ヴァレ
キャスト
マシュー・マコノヒー
ジェニファー・ガーナー
ジャレッド・レト
グラン・トリノ
ヒューマンドラマ
《いくつになっても人は変われる》ことを気付かせてくれます。クリント・イーストウッドが自らメガホンを取り、自ら体現する世界感を楽しんでください。クリント・イーストウッドのファンになるきっかけとなった作品です。
2009年公開作品
監督
クリント・イーストウッド
キャスト
クリント・イーストウッド
ビー・ヴァン
アーニー・ハー
チョコレートドーナツ
ヒューマンドラマ
彼らの見た目や他人ということが偏見や法に触れ家族として一緒に居ることが許されない状況に胸を打たれます。いかなる理由があろうとも『子供に居場所を与えてあげられない大人たちの罪は重い』この一言に尽きます。
2012年公開作品
監督
トラヴィス・ファイン
キャスト
アラン・カミング
ギャレット・ディラハント
アイザック・レイヴァ
アメリカン・ヒストリーX
ヒューマンドラマ
ヒューマンドラマにハマるきっかけとなった作品。
ラストシーンが衝撃的で観終わったあともその余韻に浸ることになります。
主人公を演じた エドワードノートンがこの役にハマっているので、それだけで見る価値のある作品。
2000年公開作品
監督
トニー・ケイ
キャスト
エドワード・ノートン
エドワード・ファーロング
ターミナル
ヒューマンドラマ
空港の従業員は”主人公”ビクターの人柄に惹かれて生活を支援しますが、空港の室長は入国に問題のあるビクターを置いておきたくない。これらのやり取りがまるでディズニー映画を観ているようですが、全てが上手くわけではなくドラマ要素のある素晴らしい作品です。
2004年公開作品
監督
スティーヴン・スピルバーグ
キャスト
トム・ハンクス/ キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
スタンリー・トゥッチ/ バリー・シャバカ・ヘンリー
ディエゴ・ルナ/ ゾーイ・サルダナ/ クマール・パラーナ
幸せのレシピ
ヒューマンドラマ
数分も観ないうちに名作の予感がして、それを疑いませんでした。
上手くいかないケイトとゾーイ。今までと違うケイトとの暮らしが母親との生活を思い出すきっかけになってしまい、進んでは戻ってはの繰り返し。現実を受け入れようと頑張る二人の姿にきっと泣いてしまうはず。ラストシーンでケイトが選択する人生の在り方に注目です。
2007年公開作品
監督
スコット・ヒックス
キャスト
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/ アーロン・エッカート
アビゲイル・ブレスリン/ パトリシア・クラークソン
ボブ・バラバン
ミッドナイト・イン・パリ
ファンタジー
気付いたら作品の世界に入り込んでしまいます。誰でも知っている有名な作家たちが話す「詩のような言葉」に終始惹きつけられて、誰かに話したいと思わせる余韻を残します。
ちなみに声優さんの声がとても俳優さんにピッタリなので吹き替えで観るのがオススメ。
監督
ウディ・アレン
キャスト
オーウェン・ウィルソン/ レイチェル・マクアダムス
マリオン・コティヤール/ コリー・ストール
キャシー・ベイツ/ エイドリアン・ブロディ
トム・ヒドルストン/ アリソン・ピル/ マイケル・シーン
レア・セドゥ/ カーラ・ブルーニ
パターソン
ヒューマンドラマ
「それで幸せ。」
毎日同じことの繰り返しで平凡だけど、日々のたわいもない会話や出来事があるだけでいい。
たとえ取り乱してしまうような出来事が起きても、新しい風が自分を乗せてまた元の生活へと戻してくれる。現代社会で生きていると忘れてしまいがちな《大切なこと》を思いださせてくれる作品です。
2016年公開作品
監督
ジム・ジャームッシュ
脚本
ジム・ジャームッシュ
キャスト
アダム・ドライバー
ゴルシフテ・ファラハニ
ブロンド・ライフ
ヒューマンドラマ
“本当の幸せとは何か” 改めて自分に問いかけてみるきっかけとなった映画です。
近年シリアスなヒューマンドラマが多い中で、この作品は”非現実的”でリアルな憂鬱さを感じさせません。気軽に観れてヒューマンドラマの良さがよくわかる作品です。
2002年公開作品
監督
スティーヴン・ヘレク
キャスト
アンジェリーナ・ジョリー
エドワード・バーンズ
トニー・シャルーブ
時の面影
ノンフィクション
この映画の面白さは、発掘に関わった人間のストーリーにあります。のんびりしているようでワクワクする目が離せない作品。
2021年公開作品
原作
ジョン・プレストン
監督
サイモン・ストーン
キャスト
キャリー・マリガン/ レイフ・ファインズ
リリー・ジェームズ/ ジョニー・フリン
ベンチャップリン/ ケン・ストット
アーチー・バーンズ/ モニカ・ドラン
アンカット・ダイヤモンド
クライムコメディ
観ていてイライラしてしまうのに続きが気になって観てしまう作品。緊迫感に飲まれて2時間はあっという間です。特にラストシーンは衝撃的です。
2019年公開作品
監督
ベニー・サフディ/ ジョシュ・サフディ
キャスト
アダム・サンドラー
ラキース・スタンフィールド
ジュリア・フォックス
ケヴィン・ガーネット
イディナ・メンゼル
エリック・ボゴシアン
ボヘミアン・ラプソディ
ノンフィクション
クイーンを知らない世代にもぜひオススメしたい作品。
Queenといえば2004年に放送された木村拓哉主演のドラマ「プライド」の主題歌で、ボーカルの人はゲイでヒゲの人って感じのイメージでしたが、この映画を見終わった瞬間から自分の人生にQueenが仲間入りしました。
フレディ・マーキュリー本人が「自分はゲイだ」と気付いたのは20代を過ぎてからで一度結婚を約束した女性もいた程でした。それからゲイであるということが彼自身を苦しめ、死にいたる直接の原因となってしまう訳ですが、実はこの映画ではゲイであるという事に対して描かれていません。この映画の真髄はQueenの音楽にあります。フレディ・マーキュリーの音楽にかける情熱が彼を生かす支えとなります。彼が人生を捧げた音楽への情熱が、この映画を通して観るものの心をわし掴みにし、ただ古いと感じていた曲が現代の曲へ蘇ります。フレディ・マーキュリーを演じるラミ・マレックに注目してください。歌はもちろんの事、しぐさや目線の動きまで本人が乗り移ったかのようなパフォーマンスには全身鳥肌もの。これは観ないと損です。
2018年公開作品
原案
アンソニー・マクカーテン
ピーター・モーガン
監督
ブライアン・シンガー
キャスト
ラミ・マレック/ ルーシー・ボイントン
グウィリム・リー/ ベン・ハーディ
ジョゼフ・マゼロ/ エイダン・ギレン
トム・ホランダー/ アレン・リーチ
マイク・マイヤーズ
ラブ&ドラッグ 10/27ここまで
ロマンティック・コメディ
この映画はセックスフレンドの関係から始まるラブストーリーです。もちろんその内容だけでも面白いのですが、何故お互いがその関係を求めるようになったのか、そして彼らの恋の行方は...。軽い内容のようにみえて真剣なラブストーリーにキュンとします。
2010年公開作品
脚本
ジェイミー・レイディ
『涙と笑いの奮闘記 全米セールスNo.1に輝いた〈バイアグラ〉セールスマン』
監督
エドワード・ズウィック
キャスト
ジェイク・ギレンホール
アン・ハサウェイ
オリヴァー・プラット
ハンク・アザリア
ジョシュ・ギャッド
アバウト・タイム
SFロマンス
この作品は親子関係がみどころのラブストーリーとなっていて、ティムと父親の親子関係が嫉妬してしまうほど羨ましい。
みどころは後半の20分、寸分の狂いもない鮮やかな映像とセリフが一体となって生まれる感動の嵐に号泣します。
2013年公開作品
監督
リチャード・カーティス
脚本
リチャード・カーティス
キャスト
ドーナル・グリーソン/ レイチェル・マクアダムス
ビル・ナイ/ トム・ホランダー/ マーゴット・ロビー
次のページからは邦画を紹介しています。
引き続きお楽しみください。