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素人でもカンタン!自分でCS/BSアンテナを屋根上に設置する方法

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自分でBS/CSアンテナを屋根上に設置して受信する方法が知りたいんだけど...

この悩みを解消します。

こんにちは!当サイト管理人のアメサイです。

  

本記事では実際にわたしが屋根上にBS/CSアンテナを設置した方法を紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください。

  

本記事の内容
  • 業者に頼んだ場合の料金
  • 自分で設置する場合の費用
  • 現状から設置方法を決める
  • アンテナ設置に準備するもの
  • アンテナの設置

今回はすでに屋根上にテレビアンテナが設置してある状態でBS/CSアンテナを設置する方法です。


本記事で紹介している方法は、とても簡単で費用も安く済むのでおすすめです。

本記事で紹介する方法は比較的安全に作業できます。しかし事前にテレビアンテナが設置されてない場合の作業は危険なので素人にはオススメできません。テレビアンテナが事前に設置されてない場合は業者に任せるようにしましょう。

  

本記事の信頼性
  • 実際に自ら設置をしながら画像付きで解説しています。
  • あまり費用を掛けたくない為、普段から家の修理から車の事(カスタム、修理、車検)まで自分でやるようにしています。

業者に頼むと必ず作業料金(工賃)が掛かりますよね。
  

何事もそうですが、「調べたり道具をそろえることは大変ですが、以外に自分でもできる」ことが多いので知識を付けたり、出費を抑えたいと思うならぜひ挑戦してみて下さい。

  

それでは解説していきます。

  

目次

【業者に頼んだ場合に掛かる費用】と【自分で設置した場合にかかる費用】

  

多分これは誰もが気にしている事で、設置する為に必要な費用の事です。

当たり前のことですが、業者に頼んだ方が安く済むなら業者に頼みますよね。

ってことで【業者に頼んだ場合に掛かる料金】と【自分で設置した場合にかかる費用】について知ってもらうために調べました。

業者にBS/CSアンテナの設置を依頼した場合に掛かる料金は?

本体、設置、工賃まですべて含めて20000円程度。さらにブースターを取り付けが必要な場合プラス15000円です。

ブースターとは?

アンテナの受信電波を強くする事ができます。アンテナを設置してもアンテナが受信した電波が弱ければ映像が映りません。そうした場合はアンテナにブースターを取り付けることが必要です。

  

自分でBS/CSアンテナを設置する場合にはどれくらいの費用が必要ですか?

自分でBS/CSアンテナを設置する場合にはどれくらいの費用が必要ですか?

だいたい15000円ぐらいです。アンテナの向きを自力で調整するなら12000円まで抑えられるかと思います。
さらにブースターを取り付けが必要な場合はプラス10000円です。

アンテナの向きを調整するやり方については目次【アンテナの向き(方向)を調整し電波を受信できるか確認する】にて解説しています。

やっぱり作業料の違いは大きいですね!

  

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必要な道具の確認/準備する

下記のとおり5つの手順で解説していきます。

  1. BS/CSアンテナ設置に関係する機器を知る
  2. 準備するもの
  3. アンテナの設置
  4. 電波を受信する為のアンテナの向き(方向)
  5. 電波の受信を確認する方法

   

まず設置に必要なものを見ていきます。

実際に屋根上に上がってみてアンテナ設置に必要な道具を確認しましょう。

これを確実に行うことでアンテナを設置するのに必要な費用がはっきりします。

ちなみに私は屋根上に上がるのが面倒くさくて現状を確認しなかった結果、無駄な物を多く買い過ぎてしまいました。自分で設置する場合の1番のメリットは”1円でも安く済ませる”事です。設置前に必ず一度上へ上がって現状の確認をするようにしましょう。

まず私の家のテレビアンテナですが、こんな感じで設置されています。

恐らくどの家庭もこんな感じだろうと思います。

大阪は地域によって2箇所から電波を受信しています、その為テレビアンテナが上下に2つ取り付けてます。

  

BS/CSアンテナ設置に必要な機器とは?

まずBS/CSアンテナ設置に必要な機器の名称や使い道を知らないと、選定して購入することもできないので説明していきます。

  

こちらは【UHF混合器】と言います。

【UHF混合器】とは

テレビアンテナの線を1つにまとめる機器です。私の地区では2つの場所から電波を受信しているので、テレビアンテナを2つ設置していますので設置しています。通常のアンテナが一つで済む場所では【UHF混合器】は使いません。混合出力から出ている線をテレビにつなげばアンテナ二つ分の電波をテレビで受信することができます。

あなたの住んでいるテレビ放送エリアの確認はこちら

  

次にこちらは【分配器】です。

【分配器】とは

アンテナの線をつなぐことで2ヵ所の場所に分配できる機器です。 
例えば、分配器を使用することで1Fと2Fのテレビコンセントへアンテナ線を送る事ができます。

現状で取付けてあった機器は以上です。

視覚化するとこんな感じになります。

  

そして最終的に下記の図のようにしていきます。

水色

元々取付けしてあったもの

黄緑

CS/BSを視聴するにあたって取付けしたもの

オレンジ

最終的に出てくる線。テレビコンセントへいく線。

  

準備するもの

  

下見をすることでBS/CSアンテナを設置するに当たって用意するものが決まりました。

そして準備したものは下記の通りです。

  

アンテナ+取付け金具

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取付け金具は支柱のパイプに取り付けるタイプを選びました。

  

UHF+BSアンテナ混合器

元から付いていたテレビ線と今回取り付けるBSアンテナの線を一つの線にまとめる器具です。

違う種類の二つの電波を一つの線にまとめることができるんです。

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アンテナケーブル

BSアンテナにはケーブルが付属されてないので用意が必要です。

今回の設置方法では1mもあれば十分です。

  

レベルチェッカー

電波が受信できるアンテナの向きを教えてくれる器具です。

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作業時間を半分以下にしてくれる優れもの。
一人で設置をするならレベルチェッカーは必須です。

  

アンテナ分波器

テレビ側に「テレビ用とBSアンテナ用」のアンテナケーブル取付け口があります。取付け方法はもくじの【アンテナの取付けをする】で紹介しています。

テレビコンセントの差し込み口は一つ。テレビ側から出た二種類の線を一つにまとめるために必要です。

  

取付けに必要な工具

アンテナを取り付けたり取り外したりするのに工具が必要です。

最低でもこれだけあればスムーズに作業がおこなえます。

  1. ラチェット
  2. スパナ
  3. インシュロック
  4. ニッパー
  5. 滑り止め手袋

足元が不安定な場所での作業になるかと思います。安全に作業がするために滑り止めの付いた手袋や運動靴を使用するようにしましょう。

  

電波を受信できるようにテレビ側の準備をする

テレビにアンテナケーブルを接続する

アンテナ分波器をテレビへ接続します。

アンテナケーブル(別売)は元々テレビアンテナに取付けていたケーブルで大丈夫です。

  

テレビ側で設定の確認をしておく

CS/BSアンテナの電源はテレビから供給する仕組みになっていますが、テレビで設定しないと供給できません。設定を確認しておきましょう。

設定手順
STEP
設定
STEP
初期設定
STEP
アンテナ設定
STEP
BS/CSアンテナ電源供給

『供給する』にする

  

テレビの画面でCS/BSアンテナの受信レベルを見れるようにしておく

ピンクの枠:電波を受信すると数字が表示されます

アンテナの向きが決まるまではこの画面のままにしておくといいですよ

  

アンテナを設置する

下見の段階でわたしの家には【テレビ専用混合器】と【2分配器】の2つが取付けてありました。

写真を見る限りあまりスペースはありませんが、簡単に済ませたいのでテレビアンテナと同じ支柱にCS/BSアンテナも取付けます。

アンテナの取り付け位置を決める

CS/BSアンテナは【テレビ専用混合器】と【2分配器】の間に取付けしていきます。

アンテナ取付け金具やアンテナの組み立て方等は、商品に説明書が付属してあります。

  

同じマスト(支柱)に取付けする場合の距離間は?

アンテナ同士の距離が近すぎるとお互いが受信を妨害してしまい映像として映らない事があります。アンテナ同士の距離間に注意が必要です。テレビアンテナ二つと同じように一定間隔をあけるようにましょう。

推奨されているのは1mですが、最低でも0.6mを間隔あけるようにしましょう。

私は0.6mの間隔をあけて取付けすることにしました。

  

水平はどうやって見るの?

マスト(支柱)にアンテナを取付ける場合、水平を見る必要はありません。

今回は元々取付けてあるマスト(支柱)に設置するため、テレビも映る状態であるならマストの水平はでていると想定できます。ですから今回は水平をみる必要はありません。

どうしてもみる必要がある場合はスマホアプリ【水平器】で確認するといいでしょう。

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アンテナを向ける方向(方位角)を調べる

アンテナを向ける方向は午後2時から3時に太陽のある位置です。

スマホアプリ【太陽の軌跡】で現在の位置(地図)から時間ごとの太陽の位置を確認することができます。

おおまかな方向を確認するだけの作業なので、この段階で電波の受信は完了しません。

太陽の場所と軌跡
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レベルチェッカーを使ってアンテナの向きを調整する

次に設置したアンテナが電波受信できるように【レベルチェッカー】を使用して細かなアンテナの向きを調整します。

電波を受信するためのアンテナの向きの調整は1ミリ単位での調整になります。ですので【レベルチェッカー】を使わずに向きを調整するのはかなり時間はかかり難しい作業になります。レベルチェッカー】だけはケチらずに購入することを強くオススメします。

手動で調整すれば1日、【レベルチェッカー】を使用すれば3分です。

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【レベルチェッカー】の機能

  • アンテナを設置した場所が電波が入ってくる場所にあるのか確認できる。
  • 電波の強さが5段階あり1番強い電波の方角がわかる。
  • アンテナの側で電波の受信を確認できる。
  • 地上波とBSの2種類のアンテナに使用可能。

  

レベルチェッカーの使用状況はこんな感じ。

このようにレベルチェッカーを使えばアンテナの側で電波を受信できているか確認する事ができます。

接続の方法は下記の通り。

  1. 【レベルチェッカーのBS/UHF入力】にBSアンテナにつないでいるアンテナケーブルを接続。
  2. 【レベルチェッカーのBS給電】に元々テレビコンセントまでつながっている(電気が通っている)アンテナケーブルを接続。

✔【レベルチェッカー】の使用方法

STEP
右側にあるスイッチをBSに切り替える
STEP
感度を最大にしておく
STEP
画像と同じようにアンテナケーブルを接続する

接続した時に電源にランプが付く事を確認する。※先ほどの項目でも説明しましたが、アンテナの電源はテレビから給電するようになっています。この設定をしていないとテレビの設定を確認しておきましょう。

STEP
アンテナを各地域の仰角(上下の向き)に合わせる

アンテナの説明書に説明があります。

STEP
アンテナを方位角(左右の向き)に合わせる。

目安は東経110°(南西方向)または午後2時から3時の太陽の位置。

STEP
アンテナを(左右へ)ゆっくり動かしながら、レベルチェッカーの点灯数が多くなる方向へ向ける。
STEP
感度を最大にした状態で点灯数がMAXになったら、感度を下げながら1番電波の強い方向を決めてアンテナを固定する。
STEP
テレビ側でアンテナレベルが50以上になっている事を確認して完了。

確認方法【設定▶︎初期設定▶︎アンテナ設定▶︎BS/CSアンテナレベル】。下記に画像有。

   

推奨しているアンテナレベルまで電波を受信できない場合は?

レベルチェッカーを使用してアンテナの向きを調整しても電波が弱い場合は、電波を強くするブースターが必要です。

私は必要ありませんでしたが、先に購入してしまった為に損をしてしまいました。

下見の段階ではブースターが必要になるかどうかは分かりません。ブースターは高価なのでアンテナを設置してレベルを確認してから判断するようにしましょう。

  

安く上げたいからレベルチェッカーを使用しなくてもいい方法を知っておきたい

  

かなり時間がかかってしまう為オススメはしませんが方法はあります。

それは2人で協力して調整する方法です。

2人で携帯を通話状態にしながら、Aはテレビの前でチャンネルをBSに合わせて映像が映るまで待機Bは映像が映る位置にくるまでアンテナをひたすらゆっくり回す。映像が映るのが確認できればアンテナレベルが50以上にあるかをAに確認してもらうといいでしょう。

  

UHF+BSアンテナ混合器を取付けて接続する

アンテナレベルが推奨レベル以上になっていることが確認できたら、最後に【UHF+BSアンテナ混合器】を取付けます。

【UHF+BSアンテナ混合器】を取付けする事でテレビアンテナとBSのアンテナのケーブルを1つにまとめる事ができます。

【UHF+BSアンテナ混合器】接続方法

  1. UHF+FM(CATV)入力にテレビアンテナの線を差し込む
  2. CS/BSーIF入力にCS/BSアンテナ線を差し込む
  3. 混合出力に購入した1mのアンテナケーブルを差し込み、分配機へ接続する

  

【UHF+BSアンテナ混合器】取付位置

【UHF+BSアンテナ混合器】の取付け位置はアンテナ取付け金具のすぐ下。

混合器をアンテナから離れた位置に設置してしまうと、アンテナケーブルに余裕がもてなくなるので注意です。

アンテナケーブルが突っ張った状態で設置してしまうと、雨が降った時のしずくがアンテナケーブルを伝って電子機器の中へ入ってしまい故障の原因となってしまいます。

  

最後に配線に間違いがないかアンテナケーブル全体の流れを確認する

屋根上から一度降りてしまうと、もう一度上がるのは面倒です。最後に必ずチェックしておきましょう。

  

まとめ:失敗しないために準備を確実にしよう!

自分で設置をするからには業者へ依頼するよりも安くないと意味がありません。

そのためには事前に『現在の状況と必要になる道具を調査すること』が必須です。

本記事とは状況が違うご家庭もあるかもしれません。しかし準備する物の選定をする上で本記事は必ず参考になるであろうと自負しております。

最後に
DIYに危険は付きものです。
安全にだけは気をつけて、挑戦してみて下さい。

それでは今回は以上です。

  

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